Свободно (スバボードゥナ)

先日の理論クラスで先生に日本語の意味を聞かれたロシア語。

さて、これを日本語に訳すと 自由に

しかし、バレエの指導の中では単純にこの訳し方一つではいかないのです。。。

バレエ学校の6年生 クラスにロシア人(たしか 女子は12人) の中に、日本人 私一人。

そんな環境で私のバレエ留学がスタート。

よほど日本人の私が珍しかったのか、

担任の先生、そしてクラスの子達がとてもよく面倒を見てくれて、何不自由なくとても贅沢な環境で学ぶことができた。

 

そもそもバレエの経験があるならば、

技術的な事は、

言葉が通じなくてもおおよその事は理解できる。

 

理論クラスで先生に教えてもらったおススメの番組。

Большой балет

スヴェトラーナ・ザハロワが司会進行役を務め、

マラーホフやセメニヤカ他2名の審査員が自身の現役時代のエピソードと共にダンサーの踊りを評価する番組。

 

 

 

 

 

 

理論クラスの先生もおっしゃっていたことだが、

とっても興味深いのは、テクニック的な指摘はあまりない。

踊りの中で、正しいニュアンスが表現出来ていたか。

衣装や、踊り全体が自身に合っていたか。

バレエ学校で学んできたスタイルが忠実に活かされているか。

などなど、、、

 

確かに、プロの世界に入ればその日の舞台の出来栄えに対し、

とてもよく回れていた!

脚が高く上がっていた!

など言われたことはあまり記憶にない。

 

だからダンサーの踊りも勿論だか、

審査員達がどのような評価を出したか、

教える立場の私にはとても興味深い番組だ。

 

以前、ペルミバレエ学校日本校の教務課に勤めていた頃。

ロシア人の先生方の通訳に最初は本当に戸惑った。

先生の言ってることは理解出来るのだが、

的確な日本語が出てこない。。。

直訳では伝わらない内容を、

忠実に迅速に分かりやすく訳さなければならない。

モタモタしていると、クラスはどんどん進むので、

生徒の脳にインプットされないままになってしまう。

 

そして今回の Свободно (スバボードゥナ) だが、

場面によって、

自由に。解放して。楽に。ゆったりと。暇だ。

などの訳し方がある。  

 

私の場合、場面場面においてどれが的確かは、

ロシア文化の環境の中で学んできたお陰なのか、

直感的、感覚的に理解できる。

 

ロシアの文化、現役から離れ教える立場となった今、

この番組で審査員達が語る、

ダンサーが踊る上で心得なければならない奥深い話がとても勉強になる。

 

1シーズン2時間近くありますが、

バレエに携わっている方々にはとてもオススメですよ!