昨日、BS1スペシャルにて、

バレエの王子になる!

~“世界最高峰”ロシア・バレエ学校の青春

 

が放送されました。

 

将来プロのダンサー、

バレエ学校への留学に憧れているなら、

是非見てほしい番組でした。

 

私も国家試験を受け、

ジプロマを習得した一人であります。

 

写真は7年生から卒業まで担任であった、

ベーラ・ニコラエヴナ・シェフツオーヴァ先生

(ワガノワメソッド創立者

アグリッピーナ・ワガノワの最後の教え子だったと、

最近になって知りました。。。)、

そしてクラスメートです。

 

この写真を見るだけで、

過酷であったバレエ学校時代が鮮明によみがえり、

しばらくはこの写真さえ見るのが苦痛でした。

 

しかしこの話題に触れられる事が出来る今、

自分が歳を重ね、

教える立場にいるからでしょうか。。。

 

 

シェフツオーヴァ先生のレッスンですが、

月、水、金曜日に新しいコンビネーションを与え

次の日の火、木、土に前日のコンビネーションを繰り返すというスタイルでした。

 

とくに疲れている週末の金曜日に与えられるコンビネーションは、

とってもシンプルだったのですが、

毎週決まった鍛え系のコンビネーションばかりで、

何十年経った今でも覚えているものがあります。

 

昨日の国家試験もそうですが、

YouTubeに上げられてる、

ワガノワバレエ学校の進級試験のコンビネーションは、

特別なものです。

 

私の時もそうでしたが、

試験日の何ヶ月か前にコンビネーションを渡され、

それを試験日まで毎日レッスンしていきます。

 

では、普段のレッスンに適しているコンビネーションは、

どのようなものなのでしょうか?

 

ここに教える側の力量が試されるのです。。。

 

コンビネーションの組み方はとても重要で、

組み方次第によっては、

未来に影響すると言っても大袈裟ではありません。

 

ワガノワメソッドでは、

学年事に必ず習得しなければならない課題があります。

 

一つ一つの課題を適切にコンビネーションの中に組み込むのが、

教師の仕事です。

 

しかし日本の多くの生徒は、

そのシステムを知らない指導者に出会ったばっかりに、

悩みを多く抱えています。

 

良い素質があったはずなのに、

潰されてしまった。

なんて言う悲劇が現実には沢山あります。

 

悲しいです。。。

 

昨日の番組を見て思い出した事。

 

シェフツオーヴァ先生のコンビネーションの組み方は完璧。

 

そして先生のレッスンスタイルから得られたもの。

 

コンビネーションを早く覚え、

記憶させる能力。

 

舞台で踊る上為に必要な強い身体。

 

どんな環境でも屈しない根性と強靭な精神力。

 

どれもプロの世界では欠かすことのできない能力です。

 

そして私個人にですが、

バーレッスンの時の腕の位置には、

とてもとても厳しかった。

通る度に注意されてる自分の姿、

今でもそこに見えます。。。

 

これ程までの能力を与えるレッスンとは、

どんなんだったんだ!!!

ですよね。。。

 

こんな日々を卒業まで過ごし、

国家試験を終えた生徒は最強です!!!

 

血と汗で作り上げてきた体をどう活かすか。

その体は努力を怠れば、

一瞬で無くなります。

 

痩せるのは大変だが、

太るのは一瞬と同じです。

 

念願叶って入れたバレエ団にて、

本当の意味での試練が始まります。

 

経験者の一人として私が言いたい事。

周りに流される事なく、

諦めず自分を信じ、

努力を怠らず、

一歩一歩夢に向かって、

立ち向かって行って欲しいです。

 

正しいコンビネーションの先に見える世界。

より沢山の人に伝えていけたらと思います。

 

追伸 : 9月21日よりクラスを増設します。

新しいスケジュールは近日中にお知らせ致します。